目線と視線というのがありますが、モデルちゃんに指示するときは目線をこっちとか、右とか上とか指示を出します。
で、出来上がった作品において目線は、モデルちゃんの視線になります。必ずしもカメラ目線がいいとは限らないところが面白いところです。もう一つの視線は、見る側の視線です。目にピントが来ないほうがより視線を感じることがあります。
見る側はどのように見ても自由なのですが、見る側の視線を自然と作者の見せたいところに集まるようにするのが、作品の中に存在する視線でしょうか。
時間と空間を共有する、そんなひと時を表現できるといいですね。